綸言汗の如し~帝王学の書『易経一日一言』

作成日:2010年11月12日

久し振りに事務所へ。
週に1日しか事務所に出られない状況が続いている。
忙し過ぎるのは良くない。
来年は仕事を減らして落ち着いた時間を設けるつもり。
よびりんさんに拉致されてた(^^;
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★11月9日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆綸言(りんげん)汗の如し☆
渙(かん)のときその大号(たいごう)を汗にす。
               (風水渙)

「渙(かん)」とは、散る、分散する、離散するという意味。
 
国内が分散する、また会社組織がバラバラになっている時、
リーダーは大号令を発する必要がある。
これを汗に喩えている。
王者の命令を「綸言(りんげん)汗の如し」というが、
汗は一度体から出たら戻らない。
朝令暮改の号令ではないということである。
 
離散した人々の気持ちを集めるため、
リーダーは的確な命を渙発しなくてはならない。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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