札幌から/危機感をもつ~易経一日一言

作成日:2010年11月8日

札幌からです。
今日、7日(日)は

「新北海道開拓会議」設立記念イベント
中島茂氏特別講演会
 『新時代のリーダーシップと開拓者精神』

  ※易経研究会のメンバーが提案・御奉仕しています。
明日の夜に名古屋へ戻ります。
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動画は唯我独尊さんからお借りしています。
★11月7日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆危機感をもつ☆
それ亡びなんそれ亡びなんとて、苞桑(ほうそう)に?(かか)る。
                   (天地否)

天下無法の乱世が来るのは人災である。
混乱が収束し始めても、油断して過(あやま)てば、
また小人がはびこり、再び困難に陥る。
 
したがって、事態が完全に収拾するまでは安堵(あんど)せず、
今日亡びるか、明日亡びるかと深く警戒することだ。
「苞桑(ほうそう)」は桑の木。
外見は危うく見えるが、桑の根は地中深く張る。
その桑の株にしっかりと身を?ぐように、
危機感をもって防護する必要性を説いている。
★11月8日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆警戒警備☆
君子もって戎器(じゅうき)を除(おさ)め、不虞(ふぐ)を戒む。
                      (沢地萃)

沢地萃(たくちすい)の卦(か)は人や物が集まり、繁栄する時を表している。
「戎器(じゅうき)を除(おさ)め」とは、兵器を整備すること。
「不虞(ふぐ)を戒む」とは、落ち度がないか、
突発的な出来事に対応できるか警戒すること。
これはつまり、危機管理を説いている。
 
人や物が多く集まる時は、様々な人間と物が溢れ、入り交じっているから、
思いも寄らない争いなど、事件・事故が起こりやすい。
油断して警備を怠たってはいけない。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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