今日(31日)から3日間、東京です。
午後は編集者と打ち合わせ。
明日、明後日は・・・
1日ーアスカ東京セミナー 第2期 応用編
2日ーアスカ東京セミナー 第8期 入門編
出張用ノートPCは持参するけど一日一言は3日分。
★10月31日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆時流を追うな☆
世間ではいかに時流に乗るかと切磋琢磨する。
しかし、易経は、「時流を追いかける者は時流とともに滅びる」としている。
たまたま時流を読む才能があり、時流に乗るのは僥倖のようなもの。
ツキで時流に乗ったとしても、ツキが落ちたら衰退するだけである。
ツキがあろうがなかろうが、
その時々に為すべきことをするというのが易経の教えである。
春や夏に為すべきことをせずに、
いつも実りの秋ばかりを追いかけるのは無理な話である。
★11月1日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆虎視眈々(こしたんたん)☆
?(さかしま)に頤(やしな)わるるも吉なり。
虎視眈眈(こしたんたん)、その欲(よく)逐逐(ちくちく)たれば、咎(とが)なし。
(山雷頤)
上位者が多くの人々を養うために、下位の賢人に自分の足らざる面についての教えを求める。これは上位が下位から逆に(?ーさかしまーに)養われることである。
そういう時は、虎のように威あって猛(たけ)からぬ態度で接し、
虎が獲物を狙いさだめ(眈眈ーたんたん)、
追い求め続ける(逐逐ーちくちく)ほどの意欲で求めよ、と教えている。
「虎視眈眈(こしたんたん)」は
「養う」時を説く山雷頤(さんらいい)の卦(か)が出典となっている。
★11月2日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆君子豹変す☆
君子豹変す。
小人は面を革(あらた)む。
(沢火革)
君子は改革・変革の時に応じて過ちを改め、
豹のように毛色を美しく変える。
沢火革(たくかかく)の卦(か)には
「大人(たいじん)虎変(こへん)す」という辞もある。
もっとも見事な変革の完成を表すが、
それに感化されて周りの人々が次々に「豹変」するのである。
「君子豹変」は現在では悪く変わる意味で使われるが、
本来は良い方向へ改める意味がある。
一方、小人は心にもないのに顔つきだけを改めるといっている。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。