今日は少年会(K少年、95歳の誕生日が明日です)
★10月26日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆鴻(かり)陸(き)に漸(すす)む☆
鴻(かり)陸(逵ーき)に漸(すす)む。
その羽をもって儀(ぎ)となすべし。 吉なり。
(風山漸)
風山漸(ふうざんぜん)の卦(か)は、
ゆっくりと歳月をかけて伸び進み、大木に成る進み方を教える。
「鴻(かり)」は、雁(かり)の一種で、白くて大きい鳥。
「逵(き)」は雲路、空中の道。
数十羽の鴻雁(こうがん)の群れが一糸乱れぬ列を作り、
儀容(ぎよう)に適(かな)った進み方で飛んで行く様子を表している。
徐々に段階を経て進んだものは、整然として、美しく完成する。
飛び去る雁(かり)の様子のように、その退き方も乱れず、後進を従えている。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。