禄(ろく)を施す~易経一日一言

作成日:2010年10月17日

★10月16日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆禄(ろく)を施す☆
君子もって禄(ろく)を施して下に及ぼし、徳に居ることすなわち忌(い)む。
                    (沢天夬)

沢天夬(たくてんかい)の「夬(かい)」は決断・決壊を意味する。
下位の者が上位の者を退け、古い体制を排除して新たな時を切り開く道を説く。
「禄(ろく)」は恩沢・恵み・情け。
これまで上位で止まっていた恩沢の構造を壊し、下位にまで及ぼし、
遍く潤わせる。
 
そのような維新を起こす者が、恩沢を自分の所に止めて下に施さず、
あるいは施しても、それを自分の徳や手柄とするのは忌(い)むべきことである。
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平成漢学塾
 平成22年10月23日(土)14時~16時
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