親しむ~易経一日一言

作成日:2010年9月3日

「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
   ~僥倖は落とし穴? 」 前編

★★「ツキに頼らないこと~
 本人の器以上のツキは不祥、ツキに夢中にならず、ツキを育てよう」 中篇

★★★最終編!「ツキと僥倖の違い~ベストセラーとロングセラーの比較」
★9月2日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆親しむ☆
先王もって万国を建て諸侯を親しむ。
           (水地比)

古代の王は諸侯と親密な関係を築き、国を治めた。
「親」の字は、辛(鋭い刃物)で木を切るのを近くで見て、
自分も痛く感じること。
そこから、親子のように互いに大切に思い、
相手の痛みを自らのものとして感じ、助け合う関係を「親しむ」という。
 
自分の都合のいい相手、ただ楽しいだけの関係は、
本来の「親しむ」ではない。
水地比(すいちひ)は、交際の根本的なルールを説いている卦(か)。

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