麗 沢(りたく)~易経一日一言

作成日:2010年7月30日

昨夜のNHK文化センター「易経」講座は、
『水雷屯』の卦に入りました。
NHK文化センターで読易を始めて14年目になりますが、
易経本文を全て読了するのに10年以上を費やしました。
二周めは、『乾為天』『坤為地』を3年間で読み終えて、
先日ようやく、新しい卦に突入!
今後は一つの卦に2回、一ヶ月かかるとして・・・
年末までに3卦くらいは進めそう~~♪
ゆきさんから連日の拉致にて…
★7月29日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆麗 沢(りたく)☆
麗沢(りたく)は兌(だ)なり。
君子もって朋友(ほうゆう)講習す。
            (兌為沢)

兌為沢(だいたく)の卦(か)は沢が二つ重なった象(しょう)を持つ。
「麗(り)」は付く、並ぶ。
二つの沢が地下水脈で通じて互いの沢を潤し、枯れることがない。
同じように、君子は心の通じる友である「朋友(ほうゆう)」とともに切磋琢磨して、
「講(こう)」知らなかったことを学んで知り、
「習(しゅう)」すでに知っていることを繰り返して、身に付けていく。
 
学校関係の団体や寮に「麗澤(れいたく)」という名が多いのはこの言葉に由来している。

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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