★7月13日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆一足飛びは危険☆
飛鳥(ひちょう)もって凶なり。
(雷山小過)
この「飛鳥(ひちょう)」とは、まだ実力も経験もない者が
縁故を使って一足飛びに立身しようとすることの喩え。
少し才能を認められただけで、高みまで行けると勘違いをする。
そして欲に駆られ、時に逆らい、分限を忘れてしまうと、
結果として凶になる。
少しく過ぎる時を説く雷山小過(らいさんしょうか)の卦(か)では、
自分の力量、分限、そして時を大きく行き過ぎると禍になると教えている。
『易経一日一言』(致知出版社)