限りない受容~易経一日一言

作成日:2010年7月5日

★7月3日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆限りない受容☆
貞に安んずるの吉は、地の疆(かぎ)りなきに応ずるなり。
                   (坤為地)

陰陽の「陰」の徳は、大地の営みに喩えられる。
天は広く限りなく、その恵みを地上に与える。
大地は天の無限の力を受け入れて、
地上に万物を形成、育成し、生み出し、また恵みを天に還元する。
その力もまた限りがない。
 
人間もこれに習って、大きく広く受容するならば、
より多くを生み出し育む力量が育つ。

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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