★『サン・ジョルディの日』顛末記~続き
※十数年前、新聞に連載したエッセイを加筆修正したものです。
4月23日は『サン・ジョルディの日』!
~女性は愛する男性に本を贈り、男性は愛する女性に花を贈る~
6.プジョール首相に謁見!(1985年4月23日)
空港に到着するや手荷物も受け取らないで姿を消した女を
「もしかしたら稀代の詐欺師」だと疑ったとしても仕方がない。
T社長は笑って
「ま、サンジョルディがたとえ無くても、あることにして
日本でイベントをやるかって、話してたんだ」
と半ば本気でおそろしい事を口にする。
「ちょっと待ってよ、それこそ詐欺じゃない」と私。
誰もいない空港で、三人が大笑いした。
バルセロナで
サンジョルディの当日、カタルーニヤ中でバラの花が見事に装飾され、
祝祭でにぎわうバルセロナの人々は
老いも若きも本とバラを互いに交換しあっていた。
正装したわれわれはセレモニーの後、約束どおり首相に謁見でき、
花屋の経営者でもある首相夫人に日本カタルーニャ友好親善協会の
名誉顧問就任の依頼も聞き入れられた。
日本側としては、
バルセロナに友好親善協会の駐在事務所を置くことした。
ミロの親友がオーナーの店で
さて、これからが正念場である。
とにかく翌年には「サンジョルデイの日」を
日本でスタートさせなければならない。
(続く)
★4月21日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆明を晦(くら)ます☆
艱(くる)しみて貞(てい)なるに利(よ)ろしとは、
その明を晦(くら)ますなり。
(地火明夷)
地火明夷(ちかめいい)は
太陽が沈み隠れたような暗黒の時代の生き方を説く。
下の者は明徳を持っているが、上に立つ者はとても愚かである。
これを易経では、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が権力を振るった時代に喩える。
このような時代には、明るさや徳は傷つけられ、害され、正道は一切通らない。そのため艱難辛苦するが、どんなに苦しくても、
後々のために、固く自分の聡明さを隠して耐えよ、と易経は教えている。
『易経一日一言』(致知出版社)
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