☆「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾は『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。
☆『40歳からの仕事術 II』さんの日記、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。
★2月11日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆争いを防ぐ☆
天と水と違い行くは訟なり。
(天水訟)
天は上にあり、水は下へと流れ、向かう方向が異なる。
人と人の関係でも、意向が違えば必ず争いが起こる。
「天」は剛強、「水」は険阻を表すが、
一方が強い性格で一方が険しい性格であれば、争いが起こりやすい。
剛強な相手には強くあたらず、
柔軟に対応する術を考えなければならない。
人間関係で訴訟になる場合の多くは未熟さからであり、
できるかぎり防ぐべきだと易経はいう。
※追記
天水訟の卦は、相手の立場が強く、
こちらの立場が弱い時に起きる問題処理法です。
何とかしてくれと訟(うった)えても届かない、
相手にされない、のらりくらりとした反応、無視される。
こちらは頭に来ます。
そんな時に怒りに任せて突っかかると交渉決裂、喧嘩になるだけです。
本来の訟えは取り上げてもらえず、泥沼の争い事に発展したり、
訴訟問題を永きに亘りかかえることになる。
怒りを抑えて、柔軟に頭を働かせ、
目的を達成出来る様に考え、わたり合えといいます。
ただし、多くを求め過ぎず、ある程度の譲歩は必要です。
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