牝牛(ひんぎゅう)を畜(やしな)う~易経一日一言

作成日:2010年1月28日

☆1月下旬に、
 日経オーディオブック「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」の第4弾が出る。
 タイトルは『兆しを観る』。
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。
『40歳からの仕事術 II』さんの日記、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。

★1月27日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆牝牛(ひんぎゅう)を畜(やしな)う☆
牝牛(ひんぎゅう)を畜(やしな)えば吉なり。
       (離為火)

離為火(りいか)の「離(り)」は「離(はな)れる」の意だが、
「付(つ)く」という意味もある。
火は何かに付いて燃え上がり、光を発して輝く。
人も何かに付き随うことで能力を発揮する。
「離(り)」には仕事に「就(つ)く」という意味もあり、
人間関係全般に関わる。
「牝牛(ひんぎゅう)」は柔順の徳の象徴。
角が己の側に湾曲していることから、
自分を客観的に省みることに喩えられる。
尖って攻撃的な人は付き合いにくいから、
内省し「牝牛を畜う」ことは処世の基本ともいえる。


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