天は尊(たか)く、地は卑(ひく)~易経一日一言

作成日:2010年1月7日

『40歳からの仕事術 II』さんが、
「易経物語」を毎日綴ってくれています。

☆今年は1月下旬に、
 日経オーディオブック「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」の第4弾が出る。
 タイトルは『兆しを観る』。
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。
★1月6日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆天は尊(たか)く、地は卑(ひく)く☆
天は尊(たか)く、地は卑(ひく)くして乾坤(けんこん)定まる。
                    (?辞上伝)

易経は宇宙の情態を象(かたど)って作られている。
天は地の上にあって高く、
地は天の下に低くあって天の気を受け、万物を養う。
この天地のあり方から乾坤(けんこん)の根本が定まる。
「乾(けん)」は「天」、陰陽の「陽」であり、能動的な性質を持つ。
「坤(こん)」は「地」、陰陽の「陰」にあたり、受動的な性質を持つ。
この根本に従い、高くあるもの、低くあるものが
それぞれの働きを全うすれば、
宇宙のみならず、人間社会も安定してくる。


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