「節(せつ)」の徳~易経一日一言

作成日:2009年9月19日

今日は一日中、打ち合わせばかり数件入っている。
予定通りスムーズに運びますように。
昨日の易経一日一言が書けなかったので
今日の日記で2日分をまとめて。
★9月17日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆創業時の心得
震きをもって鬼方(きほう)を伐つ。
三年にして大国に賞せらるることあり。
         (火水未済)

火水未済は未完成から完成に向かう時を表す創業の卦であり、
水火既済は完成から未完成に向かう時を表す守成の卦である。
 
水火既済(すいかきさい)の辞に
「高宗(こうそう)、鬼方(きほう)を伐(う)つ」とあるが、
名君といえども、守成の時に戦を起こしては国力が衰える。
 
火水未済は、創業時には、力を着実に付けながら、
勇気をもって積極果敢に前進せよと教えている。

奮(ふる)い動いて蛮族に戦を挑めば、三年後には大国に封ぜられると。
★9月18日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆「節(せつ)」の徳
数度(すうど)を制し徳行(とっこう)を議(ぎ)す。
       (水沢節)

「数度を制し」とは、数々の事柄において、度合いの違いを踏まえること。
 
国や組織のリーダーたる人は、数々の事柄の度合いを知り、
その時々、適度に事にあたらなくてはならない。
 
度は過ぎても過ぎずとも弊害が起きる。
その時の分限に合わせた度合いを考え、最適な条件を備えた規則を設ける。
そのうえで自由に活動することが、「節」の教える徳である。

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