雌伏の時――潜龍用うる勿かれ~易経一日一言

作成日:2009年8月3日

★8月2日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆雌伏の時――潜龍用うる勿かれ
潜龍用うる勿かれ。
        (乾為天)

潜龍とは潜んでいる竜。
才能を秘めながらまだ世に現れていない
下積みの時代の君子を喩えた言葉である。 
「潜龍用うる勿かれ」とは、いくら才能があったとしても、
この段階にある人を重用してはならないという教えである。
焦って早成を求めると必ず失敗してしまう。
また、自分が潜龍の段階にあるならば、
ひたすら力を蓄える時と自覚することが大切であり、
力を外に向かって誇示しようとしてはならないということになる。
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           人気ブログランキングへ

関連記事