新聞掲載!リーダーのための易経の読み方/5月20日の一日一言~易経一日一言より

作成日:2009年5月21日

昨日の日刊工業新聞25頁で拙著が紹介されました!
日刊工業新聞 5/19
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「リーダーのための『易経』の読み方」
(旧『リーダーの易経』(PHP)を加筆修正、改題)
アスカビジネスカレッジから発売! ¥1,890(税込)
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※この改訂版は2500部だけですので、書店よりもネットのほうが購入しやすいです。
「リーダーの易経」をお持ちの方は加筆修正改訂版なので、不要かも、です。
旧『リーダーの易経』が絶版になったため、ネット書店でプレミアが付き
 4,000円~10,500円と、高額になってご迷惑をおかけしていました。

★歴史に学ぶビジネス 部門で1位になりました!!
よびりんさんの ↓ も、この出版社です。
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★一日一言のあとに
 一般の方も参加可能な「易経」講演のお知らせがあります。
★5月20日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆吉凶悔吝(きっきょうかいりん)
悔(かい)吝(りん)を憂うるものは介(かい)に存(そん)し、
震(うご)きて咎(とが)なきものは悔(かい)に存す。
                 (?辞上伝)

「吉凶悔吝(きっきょうかいりん)」の吉は得る、
凶は失う、悔は後悔する、
吝は吝嗇(りんしょく)・けちる・厭(いや)がる。
「吉凶悔吝」は人の心と行動の巡り合わせを表す。
つまり、人は過ちを後悔して吉になり、
吉になると油断して奢(おご)りや慢心が起こって吝嗇になり、
過ちを改めることをぐずぐずと厭(いや)がり、凶になる。
凶になって、そこでまた後悔するのである。
吉凶の分かれ目は「悔(かい)・吝(りん)」にある。
恐れ震(ふる)えて咎(とが)めがないのが「悔(かい)」である。
また、凶になる兆しが「吝(りん)」であり、
凶が吉になる兆しが「悔(かい)」である。

「震(うご)きて」とは、「凶」という事実と、
そこに至った厚かましいほどの吝嗇に恐れ震えること。

吝嗇を重ねると、人は善悪の感受性を失い、
不正を働いても「何が悪い」というほどになる。
震(ふる)えは感受性の回復である。
恐れてブルブルと震(ふる)えなければ、後悔の念は湧かない。
後悔して身を改めて吉に向かうのである。
 
また、トラブルの原因を洞察する者は、
恐れ震(ふる)えるほどに後悔して、
流れを吉に変えることができる。

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