★日記の終わりに
一般の方も参加可能な「易経」講演のお知らせがあります。
窮すれば通ず11.
(日経eブック『江守徹の朗読で楽しむ易経入門』第3弾より)
朗読 江守徹 解説 竹村亞希子
※窮すれば通ず10. の続きです。
(中略)
江守朗読:
九五(きゅうご)。
はなきられ、あしきられ、赤ふつに困(くる)しむ。
亞:
「はなきられ」は、上位の人が面目(めんぼく)を失うことです。
企業でいえば業績が極端に落ち込んで、
従業員の給与をカットしたり、
下請けに仕事を発注できなくなったりします。
企業が養う力を失ったのでは面目が立ちません。
「あしきられ」は、下位にある人々の苦しみで、
場合によってはリストラや、取引そのものの停止もあり得るでしょう。
一家にたとえていえば、大黒柱の突然の失職などもあります。
それまで堅実に仕事に勤(いそ)しめば生活が安定していたはずが、
この困窮の時においては、仕事も収入も削減され、
明日の保障がない状況に追いやられることもありえます。
このような状態において
養うべき立場にある企業やリーダーは、
人々の不安や苦しみ、困難を
手を拱(こまぬ)いて、ただ見ているだけであってはならない。
人々の苦しみは我が身の苦しみと捉え、
あらゆる方法を思い巡らして
有効な手段を講じなければならない、
と教えています。
とはいえ、どんなに優れたリーダーであっても、
自分一人の力で、この非常事態を乗り越えることはできません。
「赤ふつ」とは下にいる諸侯の飾りです。
下位に力のある人物がいる。
困難・苦境を脱するのに、この人物の協力、助けをぜひとも得たい。
だが、たやすくは応じてもらえそうもなくて、苦慮するであろう。
易経は、
非常時や乱世の時代に
天下国家を済(すく)うことが出来るのは、
名家(めいか)出身のエリートではなく、
野(や)にある人、民間の若い層から現れる、
と言っています。
※まだ解説が続くのですが、この後は省略。
ここで
日経eブック『江守徹の朗読で楽しむ易経入門』
第3弾「窮すれば通ず」の、締めくくりとします。
おわり。
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一般の方も参加可能な「易経」講演のお知らせです。
1.東京
★ 致知出版社主催
「致知読者の集い」(木鶏クラブ本部例会)
平成21年6月20日(土)13時50分~16時 (受付 13時~ )
タイトル:「人生に生かす易経の教え」
会場 : 京王プラザホテル4階「花」
東京都新宿区西新宿2-2-1
会費 : ¥3,000
お申込: 致知出版社
03-3409-5632
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一般の方も参加可能な「易経」講演のお知らせです。
2.名古屋
★第35回 ニコム主催6月セミナー
「易経『一日一言』 龍に学ぶ変化の法則」
日時 : 平成21年6月22日(月)
18:30 ~ 講演会
20:00 ~ 懇親会
テーマ: 易経「一日一言」 龍に学ぶ変化の法則
会場 : 新東通信8F会議室
名古屋市中区丸の内3-16-29
費用 : セミナーにご参加の方 1,000円
懇親会にご参加の方 +1,000円
人数 : 50名
問い合わせ先 :
株式会社ニコム事業室 佐藤 洋平
TEL:052-968-2071 FAX:052-968-2070
携帯電話:090-4866-8558
E-mail:sato@nicom-net.co.jp
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一般の方はお聴きいただけません。
今回は、一般の方もご参加いただけます。