今日から岡山~広島へ。
・6~7日ー勉強を兼ねて岡山県高梁市“山田方谷の郷”へ。
「御船宿いろは」&「油屋旅館」泊。
・8日ー岡山木鶏クラブで講演。
・9日ー広島木鶏クラブで講演。
・10日ー広島で講演。
※出張用のノートPCは持参しますが、
ブログは書けないと思います。
なので・・・続きは帰宅してからUPします。
ではでは、行ってきまぁ~~す!
易経一日一言は
本日6日から10日までの5日間分を一挙掲載してあります。
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☆
窮すれば通ず7.
(日経eブック『江守徹の朗読で楽しむ易経入門』第3弾より)
朗読 江守徹 解説 竹村亞希子
※窮すれば通ず6. の続きです。
(「習坎」の卦は、以下省略)
※「沢水困」の卦に進みます。
亞:
易経六十四卦のなかには、もっとも困難な時を表す四つの卦(か)、
【水雷屯】、【水山蹇】、そして【沢水困】があり、
【習坎】を含めて四大難卦と呼ばれています。
これらの共通項は水(すい)、つまり坎の水(みず)、です。
四つの卦のすべてに
「坎の苦しみ・悩み」があるので、四大難卦とされています。
【習坎】は落とし穴、重なる険難、一難去ってまた一難の時、でした。
【水雷屯】は、生まれ出ずる悩みの時。
【水山蹇】は、足萎え、険しい山、行き悩む時の困難について。
そして、次にご紹介する【沢水困】は、
囲われた樹木、水が涸れた沢、例えば資金不足の時の困難など、
それぞれの卦には、あらゆる困難な時の対処法が書かれています。
NA(ナレーション):
続いて「沢水困」の朗読をお聞きください。
江守朗読:
困(こん)は、亨(とお)る。貞(てい)なれ。
大人(たいじん)は吉(きつ)にして咎なし。
言うことあるも信ぜられず・・・・・・
NA(ナレーション):
まず、「沢水困」の概要説明です。
亞:
「升(のぼ)りて已(や)まざれば必ず困(くる)しむ。
ゆえにこれを受くるに困(こん)をもってす」とあります。
下から上に昇るのは力を要します。
昇ろう昇ろうと、勢いの趣くままに進み過ぎて、
止(とど)まることがなければ、その先は必ず苦しみます。
昇りすぎたあとには困難を示す沢水困という時が来ると
易経には書かれています。
沢水困は、沢の下に水がある状態です。
水が沢の下にもぐった形の「沢水困」の卦は、
水が涸れた沢、つまり困窮を意味します。
沢水困の、困という字は、木が四角の枠で囲われています。
囲いのなかの木は、根も、幹も、枝も伸びることが出来ず、
生長を押えられて苦しみます。
この苦しい困難な状態が長く続けば、樹木は枯れてしまいます。
これを身近に置き換えて考えてみると、
ひびの入ったコップや空(から)の財布、
空の預金通帳にたとえることもできます。
さらに、経済不況や不景気、
また、企業であれば資金不足や、手形の不渡り、
担保物件の価値の下落など、深刻な資金繰りの悪化、
道が塞がった苦しい状態とも言えます。
※続きは帰宅してからUPします。
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