4月23日は『サン・ジョルディの日』!
~女性は愛する男性に本を贈り、男性は愛する女性に薔薇の花を贈る~
★サンジョルディの日~日本導入顛末記
そして・・・
★『サン・ジョルディの日』顛末記6.
天才的 「詐欺師」!?!の続きです。
2010年4月17日
『サンジョルディ フェスティバル
祝25周年 セレモニー』が開催された。
私は札幌セミナーで欠席のため、読み上げて頂いたメッセージ
↓
「サン・ジョルディフェスティバル」25周年、おめでとうございます。
「サン・ジョルディの日」が日本に定着して25年…、四半世紀にもなるんですね。
感慨無量です。
わたしが初めて「サン・ジョルディの日」のことを知ったのは、1984年の年末でした。
いまとは違って、インターネットで情報収集するなんて技はなく、
スペイン大使館員からも「そんなお祭りがあるんですか?」と聞き返されたほどでした。
とりあえず行くしかない。と決めて、2ヵ月後にスペインに渡ったのですが、
私にとって、それが初めての外国、海外旅行でした。
紹介者もいないし、カタルーニヤ政府に信用してもらえなかったらどうしよう!!
というわけで急遽、「日本カタルーニア友好親善協会準備委員会」という名前を思いつき、名刺を作りました。
結果、信じられない程のツキに恵まれて、政府高官に会えました。
そして2ヵ月後の本物の「サン・ジョルディの日」に招待され、また、プジョール首相との会見を取り付けることまで出来ました。
この頃、私の雲を掴むような話に耳を傾けてくれたのが、新東通信の谷さんでした。
「おもしろい! やろう!!」 このノリ、素敵でしょ?
一年後、西川理事長、亡くなられた日書連の松信会長はじめ、多くの方々のご協力で
日本での「サン・ジョルディの日」が実現したのでした。
そう! アイデアは実現されて初めて生かされる。
実現しなきゃ私も詐欺師で終わっちゃうところでした。
でも実は、谷さんからも一瞬、「あのオンナは天才的な詐欺師だ」と疑われることがあったのです。
このエピソードは、今では笑い話ですが、長くなるので割愛します。
さて、当時まだ35歳と若かった私も、昨年還暦を迎えました。
いま振り返って、なんてオッチョコチョイだったんだろう?
と思える私は、多少は大人になったのでしょうか。
日本カタルーニヤ友好親善協会理事 竹村亞希子
☆2011年4月23日 日本での26周年に
カタルーニャ州政府がサン・ジョルディの日を「日本への連帯の日」に!
カタルーニャ協会総会の会食
ユニー創業者 故西川俊男さんと林屋永吉スペイン大使には本当にお世話になった。
☆「サン・ジョルディの日」日本に根づけ、中日新聞
※その他多数のマスコミ媒体の取材。
バルセロナで
ミロの親友がオーナーの店で
谷さん、亞、住友BKバルセロナ支社長、ミロの親友のオーナー、津坂さん
☆30周年
「サン・ジョルディフェスティバル名古屋2015」が
4月19日(日)午前10時~午後4時、
愛知県名古屋市中区の名古屋テレビ塔1Fタワースクエアで開かれる。
サン・ジョルディ名古屋実行委員会
(愛知県書店商業組合、日本カタルーニャ友好親善協会)、
中日新聞社主催。名古屋市後援。
30回目となる今年のテーマは「絵本がつなぐ親と子のふれあい」。
書店が選んだ「子どもに読み聞かせたい本101冊」の展示販売を中心に、
絵本作家の宮西達也、鈴木のりたけ両氏の読み聞かせ会とサイン会、
サン・ジョルディを日本に紹介した易経研究家、竹村亞希子氏のトークショー、
大学生のビブリオバトルなど、
子どもの読書活動への理解と関心を深めるための様々な催しが行われる。
オープニングセレモニーは午前9時45分。
愛知県書店商業組合の佐藤光弘理事長があいさつする。
【サン・ジョルディ伝説】
スペイン・カタルーニャ州に中世から伝わる物語。
サン・ジョルディは、魔物から村を守り、姫を救った勇気ある騎士。
剣を一突きで魔物を打ち倒した時に血から真赤なバラの花が咲き、
男性から愛する女性に愛の証しとして赤いバラを捧げる習慣が生まれました。
一方、女性は愛する男性に本を贈ります。
サン・ジョルディが愛と知性の象徴であるため、シェイクスピアや
文豪セルバンテスの命日が4月23日であることから
本を贈るようになったといいます。
(赤いバラに青い麦の穂を添えるのは、若い力、エネルギーを
象徴しているとともに子宝に恵まれるように・・・
という願いがこめられている、という説もあります。)