【時中は問題の解決策】
易経は「時の専門書」です。
「時中」は「時に中る」。
その時にピッタリのことをすること。
であれば必ず亨る、通じて行くと言います。
すなわち時中は問題の解決策なのです。
たとえば
大自然の働きは、時中です。
春は訪れるべき時に訪れ、花は咲くべき時に咲く。
そして、冬に種を蒔いても、実りません。
中庸は 尋常、凡庸という意味もあり
春は来るべき時に来ることが
「ふつうのこと」と思えることです。
『超訳・易経』(角川SSC新書)より
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
増刷(3刷)感謝!
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において
平成24年5月27日、ベストセラー1位に。